翡草庵日乗

地方中核都市に引っ込んだ文化的半自給自足主義者の日々の雑事記

20191001

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玄関飾りを変える

 

画:佐野光穂筆「時雨坂」

花:庭咲万年青

花器:金屋五郎三郎造唐銅耳付霊芝脚薄端

 

画の作者佐野光穂は菊池契月に師事して四条派を修めた後、富田渓仙に師事して南画風な画風に転じている。この一幅は四条派のそれで渓仙入門前のものだと思う。

 

モチーフのハッカチョウは烏に似た祥瑞の鳥でしばしば日本画のモチーフに用いられている。潤いのある空を背景に実の付いた蔦の絡まる枯れ一枝に止まる三羽のハッカチョウがそれぞれ異なる表情で時雨に反応している様がイキイキとして面白い。

 

台湾人の嫁とスイス人お夫の古い友人夫婦が来日したのでまた京都でアテンドの日々だった。9月に先物で負けなければ祇園のギャラリーの秋のセールを冷やかすつもりだったが散財せずに済んだ。代わりに天神さんの骨董市でガラクタを3300円買って友人も満足してくれた。

 

鰻、串揚げ、湯豆腐、焼肉と食べさせて焼肉に食いつきが一番だった。そんなものである。