翡草庵日乗

文化的半自給自足生活を旨とする地方中核都市に引っ込んだアラ40男子の日々の雑事記

20190723

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玄関飾りを変える。

 

画:中村春泥筆「般若」

花:鉢植咲薔薇

花器:楢岡焼海鼠釉花入

 

古い外国人の友人が来日したので京都に一日付き合う。最後に会ったのはジャカルタの結婚式だからかれこれ15年の星霜が流れていても会えば何も変わらない、お互い下手な英語のアメリカンジョークの連発だ。こういう時異国の地に住む者同士というのは屈託が無くて楽である。

 

画は中村春泥の色紙絵でリアルな般若面の図が良く描けている。春泥は川端玉章に円山派を学んだ後荒井寛方に師事して人物時代画などを能くした。個人的にも花鳥画よりこのような静物の方が上手いと思う。甲冑武具の見本帳のようなものも遺していて軸より高価だったりする。

 

花器は秋田の民芸で楢岡焼の花入である。青白い海鼠釉は珍しくは無いけれど見せ高台の肌が不思議な焼色でちょっとありそうで無い風合いの土味が面白い。