翡草庵日乗

地方中核都市に引っ込んだ文化的半自給自足主義者の日々の雑事記

20190404

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玄関飾りを変える

 

画:川島梅関筆「芳山春暁」

花:野咲スノードロップ

花器:不詳赤楽風高坏水盤

 

我が家の染井吉野も慎ましく開花した。週末はどこも満開だろう。軸の川島梅関は山元春挙門の画家で面白い画をいつもではないけれど描いている。この吉野の桜は嵐山と並んで梅関が好んで描いた画題だけれどもこれだけ細部を端折って印象派風と言うか朦朧体と言うかフワッとした画はあまり見ない。朝露に濡れる吉野の春を良く描いていると思う。桜、特に染井吉野は遠巻き多くを観るのが良くて近付いて枝木一本一本凝視するものではないと思う。それは生けると良く分かる。染井吉野は一枝生けても様にならないのだ。

 

川島梅関はほぼ無名に近く資料もあまりと言うかほとんど残っていない。しかし、このような瑞々しい山水や活き活きとした花鳥動物画を描く。お値段も安いので良いものに出会えば積極的に蒐集しようと思っている画家の一人である。