翡草庵日乗

地方中核都市に引っ込んだ文化的半自給自足主義者の日々の雑事記

20190205

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床の間飾りを変える

 

画:木島櫻谷筆「田家之春」

花:公園咲梅、公園咲ヒマラヤ杉

花器:山岡撤山造上野香春窯変花入

 

山水画の軸はこれ一本限りである。余白の美にやられた。余計なものが描かれていない冠雪した遠富士が心象風景のように心に残る。作者は木島櫻谷。近年見直されつつあるようだけど評価は依然低い。この軸も淡彩の小品なので随分安う手に入った。春掛けにも勿論良いけど、新春の一幅にしても良いと思って買ったのだがまだそうしたことはない。来年の新年はこれか気になっている山本紅雲かで迷うだろう。

 

花器は上野焼の流れを汲む香春窯の山岡徹山の花入である。上野と言えば特徴的な碧玉の釉調を連想するけど香春窯は得体の知れない釉の発色で好みである。形状も張り出した肩の所々凹ませていて面白い。