翡草庵日乗

地方中核都市に引っ込んだ文化的半自給自足主義者の日々の雑事記

20190122

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床の間飾りを変える。

 

軸:五葉愚溪筆画賛「達磨図」

花:野辺咲蝋梅、貰い物庭咲千両

花器:大山昇造丹波松灰釉扁壺花入

 

床の間は正月気分を払拭した。禅寺の古刹のそれの設えだ。軸の達磨図と賛は妙心寺管長だった五葉愚溪。中々よく描けていると思う。コレクション二幅目に買った軸で軸先は片方折れたりしていたものだったけど良い買い物だった。洒脱な一筆描きの墨絵の達磨が欲しかったのだ。白隠なら買値の200倍はするだろう。白隠のエロ爺のような達磨も愛嬌があって面白いがそのような値付けはバカげていると思う。仙厓も然りである。五葉愚溪についてはあまり詳しくは分からない。神戸六甲の廃寺を鈴木商店の奥方の援助で復興したりしたらしい。機会があれば訪ねてみたい。

 

花器は丹波の大山昇。施釉だろうが分厚い松灰釉が焼き締めの生地に流れている。この釉調と絶妙に歪んだ形状がこの花入の全てである。見た瞬間から梅や木瓜、或いは椿をシンプルに生けてみたいと思ったのだ。