翡草庵日乗

地方中核都市に引っ込んだ文化的半自給自足主義者の日々の雑事記

20181216

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玄関飾りを変える。

 

画:川村虹橋「湖北冬日(仮題)」

花:公園咲山茶花

花器:木村陶峰造備前小壺

 

 

玄関飾りに月替わり程度の色紙絵を飾って楽しんでいるのだけど、この川村虹橋の冬の湖畔の田家の画は毎年飾るのが楽しみな一幅だ。

 

虹橋は無名に近い画家で山元春挙に師事して円山派を習得したことくらいしか分かっていない。春挙の弟子で川村と言えば曼舟だけれども曼舟は京都生まれで虹橋は滋賀大津だ。ひょっとしたら遠い血縁かもしれないし単なる同姓かもしれない。

 

虹橋自体滋賀の人ではあるし、春挙も滋賀の人なので画は湖北の冬の風景だと解釈するのが自然だろうと思う。

 

花器は家に転がっていたものだ。控えめな桟切りの景色が悪くない備前の小壺でちょこちょこ使っている。最近作者が分かったのだが、木村陶峰だった。陶峰のものは他に幾つか花器を持っている。作者の名前は気にしないし、作者不詳で買っても不思議と特定の作家のものが集まってしまう。焼き上がりと成型の好みが合うのだ。陶峰は多産な作家だったようで需給が悪く買い手市場なのも有難い。