翡草庵日乗

地方中核都市に引っ込んだ文化的半自給自足主義者の日々の雑事記

20181008

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床の間飾りを変える。

 

軸:岡本大更「萩美人図(仮題)」

花器:越中古府焼長角水盤

 

岡本大更は生家の経済的事情から師事することができなかった。それでも画業を諦めず独学で日本画を習得した努力と情熱の人である。今尚評価が低いのは有力な師匠を持てなかったのが主たる原因で画壇から無視されたからではないかと思っている。リセールヴァリューを考えず買って飾る目的で絵を買うならこういう画家のものが良い。この一幅も白萩と内に毒を蔵したような美しい女性を描いていて大変気に入っている。

 

花器は鬼萩や薩摩の蛇蝎釉のような白釉の梅華皮が美しい越中古府焼に野辺の秋草を小原流写景盛自然本位風に設えた。軸の白萩と萩焼風の梅華皮を掛けたのだ。