翡草庵日乗

文化的半自給自足生活を旨とする地方中核都市に引っ込んだアラ40男子の日々の雑事記

20190523

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玄関飾りを変える。

 

軸:北上聖牛筆「波燕之図」

花:残仏花小原流写景盛自然本位風

花器:不詳瀬戸藁灰釉石皿

 

ZOZOの社長が金回りが悪くなってコレクションを売りに出したそうだが、これはかなり恰好悪い。絵画の趣味が変わったのなら別段、買ったコレクションを手放すというのは蒐集家としては自分の過去の評価を否定することになる。金に困ってとなると猶更で僭称の誹りを免れ得ないからである。

 

彼のコレクションの一幅を売って日本画を買えば大観や御舟でも10幅くらい買えるのではないか。油絵が嫌いなわけではもちろんないが、花や他の調度との組み合わせた空間芸術の一要素として絵画を観れば、日本画の方が美しいと思う。

 

 

 

 

20190520

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先日の夕の御膳である。

 

お品書き;

デンマーク産豚バラ肉の回鍋肉

イシモチの中華風酒蒸しオイスターソース

白米

 

酒:サントリーオールフリー

 

器;

荒木義隆造安葡萄文南染付平皿

山本宜光造薄文鉄絵青織部長板

 

酒器:菊花文金彩玻璃器

 

イシモチは中華風酒蒸しには合わなかった。煮込むならトマトソースの方が断然相性が良い。

 

庭と法事をやっつけたのでこれから畑に取り掛かる。まずは玉葱の収穫からだ。

 

相場は思った通りsell in Mayのアノマリーとなった。残した持ち株の大半は含み益が飛んでしまったが長期保有前提の銘柄だったのでここから仕切り直しである。キャッシュポジションが上がったので買い増しのチャンスがあればと思っています。

 

一銘柄地元の斜陽産業を買い増した。決算は良好だったので自信はある。見直しが入れば倍萬は固い。限界産業と言われている会社なので盲点になっているが、唯一この会社だけは短期的に業績が急回復する余地があるのだ。こういうのが当たると本当に気持ちが良い。根っからの逆張り気質なのである。当面買いはこれだけで、あとは指数と個別をチョロチョロ売りの稽古である。

20190516

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玄関飾りを変える

 

軸:北上聖牛筆「波燕之図」

花:鉢植咲薔薇

花器:佐久間賢司造益子薄文扁壺

 

法事の玄関飾りが決まった。軸は北上聖牛の波燕図で京都画壇に頻出の画題である。堂本印象などが好んで描いているが印象の波燕よりこちらの方が上手い。師匠の竹内栖鳳よりも上手いと思う。北上聖牛はこのような花鳥や小動物が得意で粋なところが少し西村五雲に似ている。この波燕もリズミカルで清涼な波の上を黒い燕がツッと跳ねたようで活き活きとした躍動感がある。

 

この一幅は3000円ほどで購入して3万5000円かけて表具を直した。箱も無いけれど直して良かったと思う。印象や栖鳳の波燕を凌ぐ名品だと思うからである。表具の天地の傷みが激しく直したのだが中廻しは初のままだ。この中廻しの織柄が兎でなかなか良いのである。

 

花器は益子の佐久間藤太郎の弟で賢司作の扁壺である。民芸と言えばこの手の扁壺で地味な草花を素朴に生けるのに適している。

 

庭の黒松、五月、樫、柊の剪定を終えた。杉はまたゆっくりとやることとする。取り合えず法事の恰好は付いた。体調はまだ7割程度の回復具合だがなんとか間に合って良かった。

20190509

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先日の夕の御膳である。

 

お品書き;

自家製手捏ねハンバーグと目玉焼きと自家栽培ブロッコリー金時人参と玉葱のソテー

マッシュルームと玉葱とジャガイモのポタージュスープ

十六穀米

 

酒:ピエール&レミー・ゴーティエ ピノノアール ペイドック 2017

 

器;

砥部焼梅山窯造染付リム深皿

安野焼湯冷まし見立て

自作粉引御本飯椀自作金継

 

酒器:不詳葡萄文エッチングクリスタルワイングラス

 

久々にハンバーグを作る。繰り返しになるがハンバーグは人を幸せにする力があると思う。手付きの湯冷ましをスープカップに見立ててハンバーグ定食のイメージである。珈琲に小さなケーキを付けて1800円税込相当だ。

 

このピノノアールは1000円のペイドックだけどなかなかのクオリティーでリピート必至である。輸入ワインが少し安くなってEPAの影響であろう。有難い事である。

 

 

 

20190506

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玄関飾りを変える

 

画:田中以知庵筆「香魚図(仮題」

花:庭先雛菊、仏花残菊

花器:不詳自然釉焼締変形花器

 

画は田中以知庵で鮎かウグイか判然としないけど一応香魚図とした。

 

花器は長石を多く含んでいるので信楽だろうと思う。轆轤で引き揚げて半乾燥させてから変形させ横穴を手で千切って開けて手付きにしたもので野花を生けるのに丁度良い。灰被りの自然釉も良い景色になっている。 

 

長かった連休も最終日。日経は高いまま令和相場へ移行する気配だったがやはりそうは問屋が卸さなかった。直近の外国人買いも不可解であったが単にsell in Mayの飛び込み台を高くしただけなのかもしれない。

 

乗っ込みの鮒釣りは5月いっぱいはイケるようなので、時間があればお弁当とバーナーを持ってソロキャンプ気分でのんびり釣りに行きたい。珈琲その場で点ててのんびり玉ウキの沈むのを待つのだ。

 

 

20190505

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玄関飾りを変える。

 

画:不詳「鍾馗図」

花:庭咲紫蘭

花器:不詳春慶塗風手桶

 

ボチボチ回復してきたので黒松の緑摘みから始める。畑の準備は全く出来ていない。栽培計画から練り直さなければならないだろう。

 

上気道炎が酷かったので舌の味覚と温感が狂っていたのが大分ましになった。味覚が狂うのがストレスであった。普通の食べ物の味は分っても珈琲の酸味や旨味を感知できなくなるのである。煎茶は問題なかった。珈琲の味ほど繊細なものは無いのだという事を知る。美味い珈琲を焼いても果たして消費者に分かってもらえるかどうか自信が無くなった。